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ファッションカラーの時間差による発色を検証比較。
こんにちはマーケティング部の石田です。
ヒュウ・ファッションカラーの色相が揃い半年、
名実ともに“色あい/ヒュウ”がご提案できるようになりました。
そこでパンフレットでご紹介している
「浸透力UP&操作性UP」
について、
どこが従来より改善できているのかをお伝え出来ればと思います。
カラーを施術する際に困ることでダメージ以外で良く出ていたワードに
“色のブレ”、がよく出てきました。
言葉の表現は皆さんそれぞれなんですが、
「10分で薄いと思ったけど15分置いたら入りすぎた」
「早く上げたらいつもの色が出ていなかった」
「担当者によって使いやすいと使いにくいが分かれてしまっている」
など、
狙った色を表現したいカラー担当者のそれらストレスを解決する為には、
メーカーが推奨している「放置時間と発色スピード」を
何よりわかりやすくする機能性が必要と感じていました。
実際ヘアカラーの反応をイメージする図で見ます
15分くらいまでは明るくなるパワー、後半の15分は発色が活発と
前半にリタッチやカラーチェンジしたいところに塗布する必要があります。
この脱色と発色の差が大きい10分〜15分付近で放置タイムに入るケースが多いので、
この差が大きいOX2倍などのハイリフトタイプのヘアカラーは難しくなりがちです。
ヒュウではこの差を埋めるために2つの側面で考えました。
「退色後に明るくなりすぎないようにアルカリを増やさず、でも明るくする」
「早い段階で発色させ時間の変化にも色がブレないようにする」
イメージにすると、こんなカラーが理想という認識で開発が進んでいきました。
数分の差で色相自体変わってしまうカラーは特徴を掴むまで一苦労ですよね?
色の濃さを時間差で掴む方がわかりやすくなるように、それぞれの色調で表現しやすい濃さに設定しています。
2つの側面を解決するグリーンテクノロジー処方のゲルクリームは、
使いやすさの面でもウェルビーイングと考えられました。
実際にリクロマと比較した毛束がこちら↓
左からそれぞれ5分、10分、15分です。
HUEのBT色は本当に濃いですね。
リクロマは中高彩度のブラウンレスで明るく染められるタイプですから特徴が違う部分がありますが、
各時間の「色の濃さ」「色相」という部分で比べますと、ヒュウはその差が少ないように仕上がりました。
10~15分での色相の違いが少ないことは、
かなり重要ではないでしょうか。
ファッションやグレイは上下Lvミックスでご使用頂いても
同じ色相を保つ事ができることも、これらの機能です。